夏のランド
ほこもです。
連日ニュースで熱中症に注意してくださいと流れていた今年の夏でしたが、皆さま無事に乗り切れましたでしょうか。
私は暑すぎて毎日陽が暮れてからじゃないと外出する気にもならなかった生活から、捨て身でランドの方へ行ってきました。
数年前、夏休みに人がごった返すランドに行ったことがあるのですが、ホーンテッドマンションのスタンバイ列に並んでいたら2列隣に並んでいた人がぶっ倒れてキャストさんに車椅子で運ばれて行った出来事があってから、もう二度と夏のパークには絶対に行かないぞ、って決めてた。だって人が倒れたの怖かった。
しかしながら一緒に行く人とタイミングが合わず、私は今回夏休み初日のランドに突入することになった訳です。皆さんにはオススメしません、出来るだけ避けた方がいいです、長期連休めっちゃ混んでるし。
とにかく先の体験があるので、かなり警戒しての入園でした。
今回は軽いレポのような物なんですけど、暑さゆえに控えめな行動範囲で物足りない感は拭えません、それも含めてどうぞ。
(あと書き始めが遅れて記憶が薄れてしまった)
7/21(土) 最高気温34℃の夏晴れ。
インパは10:30、この日の開園時間は08:00です。
入園ゲートが混んでいるのは開園時間直後だけなので、特に並ぶこともなくチケットを買って入園。
普段はチケットを他で買ってからパークに向かうんですけど、今回はチケットのデザインが下記の35周年イベントに合わせて変わっているのでそれ欲しさに窓口で直接購入。
イベントは
「35周年 Happiest Celebration!」
と
「ディズニー夏祭り」
が同時開催中。
ちなみに休止アトラクションは
「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」(まだ2回しか乗ってないから乗りたかったやつ)
夏休み初日ということもあってそれなりの覚悟を持ってインしたんですけど拍子抜けするくらい人が少なくてびっくり。
暑すぎることと、その日バチバチに晴れてたってことと、今年はかなりニュースでも熱中症熱中症言ってたから少し控えた人が多いのかな?ってことくらいしか思い当たる節はないんですけど、とにかく夏休みのしかも土曜日の天気のいい日のランドってことが信じられないほどくらい人がいなかったです。
でもそのおかげでかなり歩きやすい、待ち時間が短いという恩恵を受けられたし、気温日差しは暑いけど風が強めに吹いてて日陰にいれば過ごしやすいくらいの天候だったのが幸いでした。
さて、ワールドバザールの入り口にはいつもその時々のイベントの飾り付けがされてて、今回は35周年の華々しいデザインと、夏祭りの和風テイスト。
カメラを持って行ったけど技術が未熟なものでめちゃくちゃ白飛びしている写真しか撮れなかった。すごく晴れてたんです、眩しい。正直カメラ覗き込んでシャッター切るけどよく見えてないからボケてるかさえ判別できない。
でも写真があったらわかりやすいかなと思って頑張って撮ってきたから優しい目で読み進めてください。
ワールドバザール中央、35周年イベントのメインの飾り付け「セレブレーションストリート」
中央のタワーには歴代のアニバーサリー衣装を着たミッキーがたくさん。
セレブレーションなリボンのモチーフが常にキラキラと輝いています、周りの柱にあしらわれたリボンもキラキラしております。
思ったより控えめ……?と思いましたが、35周年すごいよ。
音楽とともにサプライズタイムが始まると、このタワーや周りの建物から色とりどりのキラキラ銀テープが発射されるのです!(アーティストのライブ等でも使われるヒラヒラ落ちてくるテープ)
どうやら1日に2回くらいしか行われないみたいなんですけど、ちょうどワールドバザールで買い物をしていた時に始まったので運が良かったですね。
音楽ババーン!歓声キャアア!発射音ドーン!って感じです。
飾り付け全体がより一層キラキラして、宙を舞うテープとそれに手を伸ばす大勢のゲストたちのアニバーサリーらしい盛り上がりがとても良かったです。
私もテープキャッチしようとしたけど風の流れでちょうど降って来ない、周りの熱量に押されて前に出られないで
「私も欲しい!私も欲しい!」
って唱えながら落ちたテープがないか地面を探してたら、見かねた見ず知らずのおじさんが無言でテープを2本分けてくれました。ありがとう優しいおじさん。
ブルーとシルバーのテープをゲットしました。
キャッチしたテープは、みんなカバンに結んだり髪留めの上に巻いたりしてそれぞれアニバーサリーを楽しんでました。
私はベルトに巻いてヒラヒラさせて1日過ごした。
夜はこんな感じで、通り全体が綺麗に光るんですけどこれ私が今まで見た中で一番綺麗だと思いました。かなり力入ってんなーという感じ。
クリスマスとか似た雰囲気にはなるんですけど、基本大人っぽいムードはシーに任せてるので例年賑やかめ、子供が好きそうなカラーリングとかの印象なので、セレブレーションな美しい方面に攻めた飾り付けいいと思います。
パーク内それぞれのエリアにも35周年ミッキーの像が飾られてます。
4種類しか撮れていないのは暑さのせい。
全体的に35周年イベントに引っ張られてましたが、夏祭りの飾り付けもちゃんとあります。
ファンタジアのモップちゃん可愛いね。
35周年イベントは飾り付けだけじゃないのでこちらも見てください。
こっちが今回の本命です。
35周年*スペシャルスパークリングドリンク
夏限定*シェイブアイス 梨
35周年限定デザインのカップにブルーシロップのサイダーと、謎のプチっとした粒が入ってるドリンク。
タピオカくらいの大きさで、食感はイクラで、味は甘い、名状しがたいものが入ってました。なんだったんだろう……(そう思ったあなたはSAN値チェックです)
ともあれ夏らしくて美味しかったです。好き。
シェイブアイスはイベントものじゃないけど暑かったので食べました。食べなきゃやってらんねー暑さだった。
夏祭り*ラムネムースケーキ
夏祭り*パッションフルーツとバナナのムース
35周年*スウィーツトッピング(スーベニアケース付き)
夏祭りのスペシャルセットは赤いバンズと焼きリンゴ(中に挟まってる)で、屋台のりんご飴をイメージしてるらしいです。発想が可愛いね。
フライドチキンと合わせて甘い焼きリンゴを食べることになるから、ハンバーグの上のパイナップルとか酢豚のパイナップルとか許せない人は食べられないタイプの食べ物だと思う。私は美味しくいただきました。
その隣の緑の方が夏祭りのパッションフルーツバナナムース、青い丸が夏祭りのラムネムースケーキで、それぞれにかかってるキラキラの粒が35周年のスウィーツトッピングです。右奥に立ってるミッキーがスーベニアケースだよ。
夏祭りのカラフルで派手なデザートに35周年のキラキラ感を足すことでこの時期に来た甲斐があるってもんですよ、っていう見た目になります。めちゃ可愛くない?
このキラキラは単体で売ってるので、スーベニアケースに入れて持ち運んで好きなメニューを好きなだけキラキラさせることができる画期的な商品になっております。これは今後も出て欲しいと思う、期待してます。
ここ数回はフード巡りをメインに据えて回ってますが期間限定メニュー全部制覇するには数が多すぎて毎回断念せざるを得ない。誰か一緒に食べてくれないか、この日も半分以上ノータッチで帰ってきてしまったので悲しくて……。全く胃袋が足りない、牛になりたい。
それと今回初めての経験したので書いておきます。
以前からパーク内のショップで買えるキャラクターの柄の可愛い絆創膏を集めてて、行くたびに買い足してるんですけど、前回シーに行った時にショップに並んでる絆創膏が全部もう持っている柄だったので、キャストさんに他に絆創膏が売っている場所はありますか?と聞いたことがあって。
「救護室に行けばあるかもしれない」
という返答を頂いたんですけど、その日は時間がなくて救護室のところまで戻れなかったんです。なので今回ランドだけど、キャストさんも言ってたしきっと救護室に行けば絆創膏あるよね!と思って生まれて初めてランドの救護室に行くことに。
場所はアドベンチャーランドの端、カリブの海賊と同じ建物にあって、入場ゲートからワールドバザールの十字路を左に進んで突き当たったところの左手にあります。
ちなみにすぐ横のトイレはいつも空いてるのでお急ぎの方にはオススメ。
それで病気とか怪我でもないのに救護室入って大丈夫……?でもキャストさんが言ってたし中で絆創膏売ってる?とか思いながら、すこーしだけドアを開けて中を覗いてみたんですけど、もう見た瞬間「あ、ちげーわ」ってなった。
ほぼ病院みたいな、病院の受付とか待合室みたいなところで、受付のカウンターと長椅子とソファと置いてあって、白衣の人が忙しそうに歩き回ってる、椅子に座ってる人なんかぐったりしてる。
救護室って名前だけど小さい病院がスポンってそこに存在してるような感じで、健康な人がコレクションのための絆創膏を買いに来る場所じゃないことだけははっきりわかった。だからすぐドアを閉じたんだけどその時にはもう捕捉されてて
「どうされました?中へどうぞー」
って白衣のキャストさん(いやもはや看護士さんとかお医者さんって呼ばなきゃいけない人たちかもしれない)が今私が閉めたドアをガッて開けて招き入れてくれました。
「アッアノ……絆創膏売ってないかとオモッテ」
「靴擦れとかですか?」
「!!! そうです!絆創膏、可愛いやつ、ないかなって」
「そこ座ってくださいね、どうぞ」
「ハイ」
もうだめだ靴擦れした人になるしかない、と思った。ここに絆創膏はない。私は興味本位で救護室に入ってきちゃうクソみたいな奴だと思われたくない。ちがうんだ、シーのキャストさんはなにを伝えたかったんだろうか、もしかしたらシーには売ってるけどランドにはないのか。こんなに優しくされるなんて想定外、というか本当にかかとのところ少し痛くなってて良かった、別に我慢できるくらいだけど痛くなってて良かった。
めちゃくちゃ申し訳ない気持ちで待ってると、さっきのキャストさんが帰ってきて本格的な絆創膏(ガーゼとシールが別になってて患部に合わせて切って貼るやつ)を少し赤くなってる私のかかとに優しく貼ってくれました。
こんな程度で救護室来てすみませんって謝ったら
「そんなことないですよ!靴擦れ痛いですからね。我慢してしまう人も多いんですけど、ひどくなる前に貼っておけばこの後もたくさん楽しめますしね!」
って笑ってくれて、もう、私はなんて罪深い利己的な嘘つき野郎なんだと。
何事もちゃんと自分で調べてからにしようとかかとの絆創膏に固く誓った。
私のように勘違いした人にも優しくしてくれる救護室ですが、冷やかしとか興味本位でお邪魔するのはだめですね。本当に具合が悪くなったり、靴擦れでどうしても痛くなったりした時は安心して利用できる施設であることが身に染みてわかりました。
35周年と夏祭りのイベントメインで書いてきましたがアトラクションにもまあまあ乗っていて、それぞれ記事に使えそうな写真を撮ってきたのでまた個別に少しずつ書いて載せていきたい。
今回は軽くてわかりやすい内容だったと思いますが、レポ以外はほんとちょっとよくわかんない内容になりそうなので気をつけてください。
次はエリアかアトラクションの話をしたい。