好きなところ言ってくゲーム
ほこもです。
最近TDR公式Twitterの良さに気づいてしまったのでよくRTするようになりました。みんな見てる?
前回の記事、夏に行って書いたのは秋なんですけど、その後の昨年11月にもシーに行ってきました。この回は変なこと(別に変なことをしてるつもりはないんだけど)はせずに、純粋にみんなでワイワイ楽しんできたので資料写真とか数字とかは取ってないです。変なこと(GPSでコースターの速度を測るとかそういうやつ)に付き合ってくれる人は他にいるので、次のそれは多分今年の秋頃になると思います。
単純にクリスマスの飾り付け綺麗でしたので写真載せておきます。
ランドはワールドバザールに大きいクリスマスツリーが出ますが、シーはアメリカンウォーターフロントのS.S.コロンビア号前なんですね。
そんなわけで前回のレポは無しなので、この記事は私の言う東京ディズニーリゾートが好き!の意味を説明するというわけのわからん内容となります。ここ好きポイントの1番大きい部分です。あんまり興味ないかもしれないけど、そもそもお役立ち情報が書いてあるブログでもないからいいと思う。
最初に書いておくと、私もみんなと同じようにアトラクションとかショーとかパレードとかグリーティングとか、美味しい部分大好きだよ。美味しいよね。
でも私まだアトラクション全制覇してないし、なんならグリーティングなんてほぼノータッチだから、言うほど詳しくはないんですよ。なんならもうすぐキャラグリ沼にハマる予定だから以後よろしくって感じ。ドナルドのお尻と手下で死にかけたからお察し、さよなら、R.I.P。
あとイベントとかね、いいじゃないですか。
季節のイベント、イースターに夏祭り、ハロウィン、クリスマス、最高ですね。
ここは地方民の辛いところなんですけどさすがに全部追いきれない。近隣のお姉さま方には勝てないからここも語れるほど詳しくなれないんですよね悲しいことに。ほんとに悲しい。
それでその美味しい部分すら食べ終わってない私が何を指して好き好き言ってるのって件なんですけど、
私が好きなのは東京ディズニーリゾートそのものです。
概念ではなく、場所みたいなふわっとした括りでもなくて、こう、物として(?)捉えた時(?)のそれ(?)です。
いつも人に説明する時に困るんですけどね、未だにうまい説明の仕方がわからない。
↑↑↑
こういうのです。
この写真は冒頭の11月のシーで撮ってきたやつなんですけど、場所はアラビアンコーストの川沿い、サルタンズ・オアシス前の地面です。
見て分かるとは思うんですが、柵と縁石(かまぼこ状のやつ)と石畳の名残りみたいなのと舗装路が写ってます。
この写真を撮ったアラビアンコーストは、アラジンやシンドバッドの冒険のアトラクションが多数ある、アラビアンナイトの世界観で作られたエリアです。
大変ふんわりした表現で申し訳ないんですが、昔のアラビアの街並みを再現したような場所です。アラビアンコーストエリアの元のアラジンの元の千夜一夜物語の元の街並みって意味。
何にしろ一番最初このエリアを作るにあたって参考にした場所、物、時代などがあるはずなんだけどそれははっきりしない。ここは夢と魔法の国なのであまり公開したがらないのかもしれないけど。
よく、
ディズニーアニメの世界観がそのまま表現されている!
作り込みがすごい!
みたいな話があるじゃないですか、大枠で言えば私はこれの中にいるんでしょう。
でもディズニーアニメの世界そのものだ、と言うには勿体なさすぎるし、作り込みがすごいって言葉で片付けるには制作側の熱量が大きすぎると感じる。
アラジンで例えるけど、アラジンの世界観を表現したい、その中にゲストを迎え入れたい、みたいな場合って言ってしまえばスプラッシュマウンテンとかイッツアスモールワールドみたいな見せ方でも十分だと思うんです。
一番奥の壁に空と雲と太陽と砂漠。一つ手前に奥に続く街並みとか、もう一つ手前に大きな建物を置いてそこの窓からアニメキャラクターが手を振っている、ゲストは一方向からそれを眺める、みたいなやつ。
元々平面だったアニメを現実世界に再現するのに必要なのって、そこに登場した風景と小物とキャラクターくらいでいいじゃないですか。画面の中に見えていたものがそこにあれば成功で、そもそも存在しない奥行きは無くたってゲストはアラジンの世界観には浸れるんだ。
でもこの四角く切り取られたアニメの世界を意識した、画面から見切れた向こうのほうは虚無だと分かっている人であればあるほど鮮烈に、ここがアラジンの世界だと感じてしまうと思う。
ここはアニメの画面内には映らなかっただけ、四角の外側には虚無なんかじゃなくてこの街が広がってたんだって思ってしまうの。
熱量上げて書いてしまったけど、つまり奥行きがしゅごい。
アニメの世界を自分の目で見られる、ではなく自分がそこを歩ける!という感覚。
見えないところは作り込まなくて良いのにそんな所もちゃんと作ってあるのは、実際にそこに存在しているから。
ゲストの想像力で補完する必要がない、紛れもなくそこがアラビアンナイトの世界であるということ。
ファビュラスですわ、お姉様。
そんなことをうまく言語化できずに、あー!とか うー!とか言いながらパークを徘徊するのが私です。
そして「制作側の熱量」の件ですが、このパーク全体が全て人の手によって創り上げられたものである事が未だに信じきれずにいるんですけどみんなはどう思う?
私は多少魔法が使われてるんじゃないかなーって思うんだけど。
パークを物として(?)捉えた時(?)の流れなんですけど、その成り立ちがとても気になってしまうんですね。
多分一般には公開されることはないであろう建物の設計図とか見取り図とか、上下水道の配管とか、壁の中にはなにが入ってるのとかそういうところ。
誰がどれくらい時間をかけてこの模様を付けたの?色を決めたのは誰なの?どういう指示でこのヒビを作ったの?っていうところ。
上の写真1つ取っても
「この位置にこういう模様のヒビを入れてください。これくらいのくぼみを作ってください」
なのか
「資料写真とか現地取材で得た知識を使って、何世紀頃のアラビアの街を作ってください」
なのか
後者だったら施工業者がアラビアの街並みにめちゃ詳しいのか?それともデザイナーみたいな人がセメントを……?
どちらにせよあの小さな一箇所に物凄い労力がかかっているという想像は難くないわけですが、そうなるとあの広大な敷地内全てにあんなことしてる人間本当はいないんじゃないか?魔法なのでは?となってくる。これを読んでいるあなたもきっとなってくる。
もっともっと細かいところまで見たい、どれをモデルにしてどういうコンセプトでこの部分が作られたのか知りたい!
パーク内全て舐め回すように見学したい!!!
それが私です。
一生かけても漏れなく全て見て回ることは不可能だと分かっている、でも魅了されてやまないディズニーランド、ディズニーシーに通い続け、絶対に開示されないであろう設定をも求め続ける。
そう、それが私。
頑張って書いてみましたがいまいちうまく説明できないですね、自分の気持ちを表すのは難しい。
今までこれを他人に話しても全く響かなかったし、おそらくこれを読んでいる人もわかんねーとなっていることでしょうが、ディズニーリゾートの魅力は多少伝わったのでは、ない、だろうか?
アトラクションとかショーとかグルメに重きを置いてる人と分担できていて良いと思う。(自画自賛)
ディズニーリゾートを訪れた際は是非、このようなそれぞれのエリアの作り込みも探して、見つけて観察してみてはいかがでしょうか。
モデルになった時代や場所など推測するのも楽しいよ。
大きな建造物から小さなヒビ、植えてある植物や照明まで、見て楽しめる所が尽きることがない東京ディズニーリゾートが私は大好きです。
次回はもう少しわかりやすい部分の好きの発表会か、秋のレポになるかと思います。